FC2ブログ
05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

百歳以上男女の元気

2008.07.01 (Tue)

 いろいろなことが右肩上がりで成長する時代は去って、いまや右肩下がりになる時代になっている。ところがそんな中、なおうなぎのぼりに増えているものがある。それは百歳以上老人の数である。今では百歳以上老人は稀な存在ではない。百歳以上老人が増えたことでわかったことは、男女の差である。男性は弱ると死ぬのが早いのかもしれない。そこで残った百歳以上男性は、きわめて丈夫な人々である。逆に女性は弱ってからもなかなか死に至らないようである。百歳以上女性の多くは認知症などにかかっている。しかし、これは施設や病院で多くの高齢者に接している専門職の人々の日常感覚とは異なっている。「女性の高齢者は元気があるが、男性の高齢者は弱弱しい」というのが実感だという。このずれは、「ハイリスク・アプローチ」と「ポピュレーション・アプローチ」の違いを認識することで解消する。つまり施設や病院で働く人々は「ハイリスク」のターゲットしか見ていないということになる。しかし施設や病院には用のない人々を観察する機会がないといえる。これに対してポピュレーション・アプローチは、元気な人も元気を失った人も全部を観察することになる。
 とかく患者や要介護者に向き合う臨床家であるとか、社会的弱者の存在を世に問うことを使命と考えるジャーナリズムも、「ハイリスク・アプローチ」の落とし穴に落ち込む恐れがある。「ポピュレーション・アプローチ」による知見も含めて、ものごとを見なければ、判断が偏るということだけは肝に銘ずべきだろう。
 ともあれ、これから長寿を喜ぶというだけでなく、とりわけ女性の健康寿命を実現するためのプログラム開発が問われるといえるだろう。(2008.6.27)
12:58  |  理事  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://asianaging.blog26.fc2.com/tb.php/127-ac2349c0

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。