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仲の良さ悪さを越えて

2008.07.11 (Fri)

 ある会合でむらの活性化のためには、結い直しというような社会関係資本の強化が必要だと話したら、「村の人間は仲がいいわけではない。どうして仲良くしなければならんのか」とかみつかれた。
 そうなのだ。村の人間は仲がいいということを言ったつもりはない。ただ社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)という概念は信頼関係とか互恵関係のことをいうので、都会の人間が使うと、まるで仲良しクラブの助け合いのように受け止められたようである。
 だが、村の人間はお互いに長い歴史を通じてさまざまな利害関係のもつれの中に暮らしてきたことは事実である。一方では村の人間はその利害状況を越えて、中がいいとか悪いとかを越えて自分たちの生活を守るためには一緒にやらなければならないことがあることも知っている。いわば大人の関係をわきまえていた。
 これに比べれば都会の人間の間では、同じ関心を持つ者同士が集まって生活できる社会なので、そうした大人の関係は不要なのかもしれない。民間非営利組織が成立するというのも都会的発想なのかもしれない。あいかわらず農村では地縁組織が生き延びているというのもそうした関係性に対する意識の違いがあるのかもしれない。
 現実には、たとえ似たもの同士の集まりで問題を処理しようとしてもうまくいかない場面は多い。そんな時、立場は違っても共通の課題にそれぞれに取り組んで解決するという関係の取り結び方が、「コラボレーション」、日本語に訳して「協働」ということになる。もともとコラボレーションは、労働を共にするとか合作という意味である。仲がよかろうが悪かろうが、乗り合わせた船が沈むのであれば、協力し合って逃げ出す他ないだろう。農村にはそんな知恵があったはずである。(2008.7.10)
10:20  |  理事  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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